今回ご紹介する絵本は『ブロロンどろろん』です。
これ一体どんな本でしょう?
タイトルだけでどんな絵本なのか皆目わからないですよね。
この作品は日本マクドナルド「ほんのハッピーセット」の絵本として2019年秋に店頭配布され、大人気を博した作品で、それを書籍化したものなのだそうです。
小学館のホームページからの引用です。
と、とってもまだ何にもよくわからないですよね。でも、とても面白い絵本なんです。ではご紹介していきます。
基本情報
・作者:高畠 那生
・対象年齢:なし(うちの子は3歳〜)
・ページ数:36ページ
・読み聞かせ時間:2分半程度
『ブロロンどろろん』の内容・あらすじ
『ブロロンどろろん』はブロローンと走ってきた車に、バシャーンとペンキをかけられる人たち(動物も含む)のお話です。
ん?と思われた方もいるかもしれませんが、それだけです。いろんな人(動物)が次々にペンキをかけられていくんです。
それ面白いの?
はい。面白いんです。とにかく、ペンキをかけられる人(動物)たちが個性的すぎるのと、そのペンキが飛び散った跡がどろろんと現れます。それがとにかく面白いんです。言葉では伝わりにくいですよね。でも、見たらすぐにわかるんです、この面白さ!
この絵本のいいとこ
ワクワク
「絵本の内容」のところにも書きましたが、この絵本はとにかく車にペンキをかけられるだけのお話です。でも、面白い。
何が面白いって、ペンキが飛び散ったその先の形が面白いんです。不思議な形をしているんです。いや、でもそれ以上に面白いのはペンキをかけられる人(動物)たち自身です。何なのこの人たち?何してんのこの人?という不思議な人たちが次から次へと登場し、次から次へとペンキをかけられていきます。
次はどんな人がでてきて、どんなふうにペンキをかけられるんだろう?と、大人も子どももページをめくるのが楽しくなる絵本です。
カラフル
この絵本はとてもカラフルです。いろいろな色のペンキが画面いっぱいに飛び散るのもそうですが、個性豊かな人(動物)たちや、個性豊かな壁など、出てくるものすべてがいろいろな色に彩られていて、とてもカラフル。ページを開いて、その色を見ているだけでも楽しくなってきます。色って大事ですよね。
ブロローンバシャーン
車がブロローンときて、ペンキがバシャーンとかかる。
文字は他にもありますが、子どもにとってはこの「ブロローン」と「バシャーン」がとにかく面白いようで、
読み聞かせをしていると、「ブロローン!」と「バシャーン!」という言葉だけを笑いながら読んでいます。
こういう子どもにも言いやすくて、わかりやすい言葉があると、読むのが楽しくなりますよね。
まとめ
とにかく、この絵本は何も考えずに楽しめる絵本です。
あんまり意味はないかもしれませんが、カラフルで見た目も楽しくて、読んでいて楽しいって、それだで十分いい絵本だと思います。理屈抜きで楽しいって、楽しいですよね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。もし、興味を『ブロロンどろろん』に興味を持たれた方は読んでみてください。