今回ご紹介する絵本は『おにぎりくんがね・・』です。
表紙のタイトルの上に“おいしいともだち”と書いてあります。
小さい頃っておにぎりすきですよね。
特に自分でのりをまいたり、ふりかけをかけられるようになると、うちの子はさらににおにぎりずきになりました。
その気持ちは大人の私にもわかります。
ちなみに、「おにぎり」と「おむすび」は広辞苑によると同じ意味だそうです。
一般社団法人おにぎり協会のホームページにも同義だと書いてありました。
話がそれてしまいましたが、『おにぎりくんがね・・』どうしたのか?ご紹介していきます。
基本情報
・作者:とよた かずひこ
・対象年齢:2歳〜
・ページ数:24ページ
『おにぎりくんがね・・』のあらすじ
『おにぎりくんがね・・』何をするのかというと、おにぎりを作ります。
正確にいうと、もうすでにおにぎりとして存在しているのですが、3つのおにぎりくんが、自分たちの体を「にぎにぎ」と「ぎゅっぎゅっ」と「ぎゅ〜」っと、そして「パン!」と形を整えていきます。
それから、「あーん」と口の中に具を入れて、のりを体にまとい、3つのおにぎりくんの完成です!
できあがった3つのおにぎりくんたちはウキウキ、ノリノリで、歌いながら踊り始め…そして、最後はお皿の上に。
「3ことも めしあがれ」
この絵本の感想
おにぎりくんたちが楽しそう
完成したおにぎりくんたちが歌い踊る場面はこの絵本の山場です。
おにぎりくんたちはとても楽しそうにくるくると回っています。
一方、読み聞かせる側としても腕の見せどころで、適当なリズムで楽しげに読んでいきます。
正解があるのかどうか知りませんが、何度か読んでいるうちにそれなりのオリジナルメロディーになっていきます。
たぶん、読む人それぞれにオリジナルのメロディーがあるのでしょう。
とても口ずさみやすいフレーズなので、時々ふと言いたくなったり、読みたくなったりしてしまいます。
「しんぱい ごむよう!」
何が「しんぱい ごむよう!」なのかはないしょにしておきますが、
とにかく心配無用なのです!
おにぎりくんたちの決めポーズとともに発せられる決め台詞「しんぱい ごむよう!」
子どもと声を合わせて、おにぎりくんたちのまねをしてみると盛り上がることうけあいです。
「しんぱい ごむよう!」
ぜひ、声に出してみてください。
まとめ
『おにぎりくんがね・・』はとても読みやすく、楽しい絵本です。
おにぎりずきの方はぜひご一読を。
ぜひ、お子さんと一緒におにぎりくんを完成させてみてください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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